バリ島！崖の神殿【テガリンガ クリフ テンプル Candi Tebing Tegallinggah】

秘境のミステリースポット！テガリンガ クリフ テンプルとは？

バリ島のミステリースポット崖の神殿、テガリンガクリフテンプルに行ってきました。
オランダの考古学者Krijsman氏によって発見された寺院です。

彼は、この寺院は西暦12世紀の歴史的建造物であると推定しています。
建物は崖の壁に直接刻まれていて、この寺院の発見は独特の方法で行われました。

地震などの自然災害によって建設が途中で中断されたようで、未完成の崖の神殿。
実際この寺院のいくつかの部分は現在廃墟となっています。

まだ観光客があまり触れていない歴史的文化遺産でもあり、宗教的なスピリチュアルスポットです。

入口で入場料Rp20.000を払って（外国人観光客はRp30.000)長い階段をどんどん下ります。
しばらくすると2つの道に分かれます。1つは木で作られた階段、もう1つは石で作られた階段です。
どちらから行っても寺院には到達できますが、石の階段は手すりも無く滑りやすいので注意が必要です。

石の道を奥に進むと、洞窟があります。

木の階段を降りると窓のようにくり抜かれた崖の神殿が見れます。

梯子を渡って反対側にも同じような神殿が見られます。
奥には朽ち果てた門が見えます。

宇宙を創造した最高神に近づく為に使用された瞑想の場所

宇宙の創造は次のようである。
「虚無の神、サン・ヒャン・ウィディは形もなく、色もなく、また限りのない存在であった。語り合う仲間もいないので、サン・ヒャン・ウィディは神々を創造したいと思った。まず、サン・ヒャン・ウィディの骨から……」

ここは神話にあった大地や世界を創造したを最高神【サンヒャンウィディ（庵）】に近づくために使用される瞑想の場所と言われています。

この場所は、地元のヒンズー教徒が儀式のメルカット、別名クレンジング/浄化を行うためにもよく使用されます。彼らは通常、聖水を放つと信じられている4つのシャワーで体を洗います。

階段を降りていくにつれ、凛とした空気、場のエネルギーが変わるのが分かります。
洞窟の奥に何があるのか？興味深々です。

どこにある？

テガリンガクリフテンプルは、バリ州ギャニャールリージェンシーのブラバトゥ郡ベドゥル村のテガリンガハムレットにあります。
オグハウス（サヌール）から車で約40分です。

とても神聖な場所なので、サロン（腰巻）＆スレンダン（帯）で正装するか、肌の露出を控えた服装で訪れて下さいね。

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